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〜歯磨剤(歯磨き粉)の歴史について〜


こんにちは🌞
北24条かやの歯科クリニックのどいです。

秋も深まりいよいよ冬の訪れを感じさせますね🥶
街中では雪虫が大量発生していて歩くのも大変な思いをしました💦
気温もだんだんと下がり始めていますので、皆さま体調管理にお気をつけ下さい🙇

さて、今回のお題は前回の「歯ブラシの歴史🪥」に引き続き歯磨きに必須アイテムとなる「歯磨剤(歯磨き粉)」にどんな歴史があるのかってところに焦点を当ててブログを書かせて頂きます。

まずは、基本中の基本ですが…、

【歯磨剤(歯磨き粉)とは?】

歯磨剤(しまざい、はみがきざい、英: dentifrice)とは、歯磨きの際に歯ブラシとともに用いて歯口清掃効果を高めたり歯口の病気を予防する等の効果がある、化粧品的および薬剤的製品の総称である。

かつては粉状の歯磨剤が主流であった為、そのことから歯磨剤全般を日本語では「歯磨き粉(はみがきこ)」と呼び、それはこのタイプが姿を消した現代でも言葉として少しも廃れておらず、現在一般的に使用されるチューブ入りペースト状の練り歯磨きをもこの名で呼ぶ。日本では、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律により、化粧品および薬用化粧品(医薬部外品)に分類されている💁

【世界の歯磨剤(歯磨き粉)の歴史】

最初の歯磨剤は、紀元前1550年頃の古代エジプトの医学書の内容が記載されたパピルス(エーベルス・パピルス)に記載されたものであると言われている。そのエジプトでは、4世紀頃には食塩・黒胡椒・ミントの葉・アイリス(アヤメ属)の花を混ぜ合わせた粉末の歯磨剤が使用されていた。古代ローマでは、人間の尿❗に含まれているアンモニアが歯を白くするものと考えられ、尿が歯磨剤として用いられていた😲

18世紀のアメリカ合衆国では、焦げたパン🍞を混ぜた歯磨剤が使われていたことが明らかになった。

歯ブラシより2000年ほど遅れますが、源は紀元前とかなり古い歴史を感じさせますね🧐

しかし、欧米で歯磨剤が広く用いられるようになったのは19世紀以降のことである。1800年代初頭には、歯磨きは主に歯ブラシと水だけで行われていた。その後間もなく粉末の歯磨剤が大衆に広まっていった。その頃の歯磨剤の多くは自家製で、チョークの粉・細かく砕いた煉瓦・食塩などがよく混ぜられていた。

本格的な歯磨剤が使われるようになったのはここ100年位と意外と近年なんですね🧐

1900年頃になると、過酸化水素や炭酸水素ナトリウムを含むペースト状の歯磨剤が勧められるようになった。ペースト状の歯磨剤そのものは19世紀にはすでに売り出されていたが、粉末状のものに取って代わるようになったのは第一次世界大戦が終わる頃のことであった。現在のようなチューブに入ったペースト状の歯磨剤は、1896年にニューヨークでコルゲート社によって初めて売り出された。当初は、フッ素化合物は含まれておらず、無味なものが一般的であった。

現在のかたちに繋がるチューブに入ったペースト状の歯磨剤は既に100年以上前から使われていたんですね!🧐

1914年、フッ素化合物が配合された歯磨剤が初めて登場した。このフッ素配合歯磨剤は1937年にアメリカ歯科医師会(ADA) が批判した。しかしその後も改良が続き、1950年代、ADAはフッ化物入りの歯磨剤を認証した。現在、フッ化物の適正使用量および制限は国によって異なる。アフリカ諸国の多くでは、アメリカ大陸よりもやや高い濃度でフッ化物を配合することが認められている。

現在の歯磨剤ではフッ素入りが当たり前ですが、フッ素入り歯磨剤は既に100年近く前に登場していたんですね、驚きです😯

【日本の歯磨剤(歯磨き粉)の歴史】

時代劇や歴史小説などで登場するように日本での昔の歯磨き剤は塩だった。

江戸時代初期にあたる寛永2年(1625年)、丁字屋喜左衛門が江戸で「丁字屋歯磨」「大明香薬」と呼ばれる歯磨き粉を発売した。この歯磨粉の成分は、房州の海岸で採れる琢砂という非常に目の細かい研磨砂に、丁字や龍脳などの各種漢方薬を配合したものであり、「歯を白くする」「口の悪しき匂いを去る」という売り文句が添えられていた。江戸の庶民は、この類の歯磨粉と房楊枝を使用して歯磨きを行うことが日常習慣となっており、当時の浅草寺には200軒もの房楊枝屋が並ぶほどの繁盛ぶりであった。

1888年(明治21年)には、福原有信ら三精社が経営する日本初の民間洋風薬局「資生堂」(東京銀座に所在)が、日本で初めて練歯磨「福原衛生歯磨石鹼」を発売した。

明治時代になり近代化が進むに合わせて歯磨剤も様々な変化が始まり、水歯磨き剤が明治11年に、練り歯磨き剤は明治21年に開発されました。これは福原商店(現在の「資生堂」の前身)が作ったものですが、当時はチューブ容器に入っていませんでした。明治29年にはライオン歯磨が、明治43年にクラブ歯磨が発売され、練り歯磨き剤は、明治44年にライオンがはじめてチューブ入りの練歯磨き剤を発売しました。

しかし、この時代は袋入りの粉歯磨き剤が主流で、大正14年(1925年)に壽屋(現在の「サントリー」の前身)が発売した「スモカ歯磨」は潤製丸缶入り高級粉歯磨き剤として注目を集めました。タバコ屋を中心に販売され、ヤニを取り除く、喫煙者のための歯磨き剤スモカとして爆発的な売り上げを記録しました。以来、歯磨き剤は、剤形、機能、効能・効果、品質等の改良が業界全体の弛まぬ努力で積み重ねられてきました。

ことに昭和時代になってからの歯磨き剤の多くは、科学的な有効性の評価データを基に、口腔保健剤としての役割を果たし、私たちのお口の健康を守るために必要不可欠なアイテムとなりました()。
古代エジプトから始まった歯磨き粉の歴史は、21世紀に相応しい形に進化し、さらに次の世代のための研究開発も日々、取り組まれています。

(※厚生労働省の2016年歯科疾患実態調査によると、1歳以上の人では、毎日歯を磨く人の割合は95.3%です。今日では歯磨きの普及が問われる時代ではなく、歯の疾患を予防するための歯磨きの質が問われる時代になっています。)

少々…長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

歯磨剤(歯磨き粉)も歯ブラシと同様に長い歴史があったんですね❗
歯磨剤(歯磨き粉)も現代の予防を意識した商品にシフトしつつあり、近年では人体の骨と親和性の高いアパタイト入り歯磨剤も開発され販売されています😊

時代の変革とともに発展してきた歯磨剤(歯磨き粉)の歴史。

今後もどんな商品が実用化されるかが楽しみな分野ですね♪

では、今回はこのへんで〜👋

また次回元気にお会いしましょう🙆

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