皆さま、こんばんは🌟
札幌　北２４条かやの歯科クリニックのどいです。
皆様、如何お過ごしでしょうか❓
もう朝晩はだいぶ冷えるようになりましたね。
今年の夏はあまり暑くなかった印象で、あっという間に秋って感じがします🍁

さて今回から新シリーズ。
お題は「むし歯」です。
歯医者といえば「むし歯」と言っていいくらいの代名詞ですよね❗❗
今回から「むし歯」について連載させて頂きます。
まずは「むし歯」とは何ぞやというお話です。

【🦷虫歯とは？（概要）】

むし歯（虫歯）とは、ミュータンス菌👾などのむし歯（虫歯）原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気のことです😰むし歯（虫歯）は歯周病と同じように、重症になるまでは自覚症状が少ないため自分では気づきにくいことが特徴です。しかし、歯に穴が開く前に定期健診などで発見できれば、元の状態に戻すことができます😄

【🦷虫歯の原因】

むし歯（虫歯）は、様々な要因が重なって発生します。その要因のうち大きく関わっているのが、糖質（ショ糖）、原因菌（ミュータンス菌）、歯質（エナメル質・象牙質）、時間⏰です。

【🦷虫歯発生のメカニズム】

①お口の中の原因菌（ミュータンス菌）が糖質（ショ糖）を取り込み、歯垢（プラーク）を形成します。

②歯垢（プラーク）の中で原因菌（ミュータンス菌）がさらに増殖し、糖質（ショ糖）から酸をつくります。

③酸によって歯質（エナメル質・象牙質）からカルシウムやリンが溶け出します（脱灰「だっかい」といいます）。

④むし歯（虫歯）が進行すると歯に穴があいた状態になり、もう元には戻りません😭

しかしながら、これに対して歯は唾液などによって「再石灰化」します。
この再石灰化で、歯の溶け出してしまった部分を補修することができます😯

「酸による歯の溶け出し」＞「歯自身の再石灰化」

となってしまうと、徐々に歯が溶け出していき、これを虫歯と言います。

いかがでしたでしょうか？
以上が「むし歯」の概要で「むし歯」のメカニズムになります。
漠然としたイメージの「むし歯」を少しでも具体的に分かって頂けたら幸いです。

ではまた次回、「むし歯の進行」について書かせて頂きます。
時節柄、寒暖差の激しい季節です。
皆さま、体調管理にはどうぞお気を付け下さいませ🙇‍♀️✨