CLINIC BLOG

お口の基礎知識~虫歯の治療方法(補足編)~


皆さん、こんばんは🌟

札幌 北24条かやの歯科クリニックのどいです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
ここ最近は朝晩かなり冷えるようになり、いよいよ冬の訪れかと感じさせますね⛄

さて今回は前回【虫歯の治療方法】の続きで虫歯の治療方法についての補足編を書かせて頂きます🙇‍♀️

前回のブログでも気付いた方もいらっしゃるかと思いますが…、重度の虫歯にあたるC3に「Pul」と「Per」という状態があるのに気付かれたでしょうか❓
歯の痛みに関しては大きく3種類あり、特に虫歯の代表的な痛みの原因に「Pul」と「Per」という状態の痛みが深く関与しております。

まずはその「Pul」と「Per」の痛みの違いについて説明致します。

前述の通り歯の痛みは大きく分けて3種類あります。
それぞれ「Pul(プル)」「Per(ペル)」「P急発(ピーきゅうはつ)」といいます。

【🦷Pul(歯髄炎)】

〈歯髄炎とは?〉

歯髄炎とは、神経と血管が通っている歯の中心部の歯髄に起こる炎症で、痛みを伴います。
歯髄炎の最も一般的な原因はう蝕で、次が外傷です。軽度の炎症は、治まれば歯髄に永続的な損傷が残ることはありません。重度の炎症では歯髄が壊死することがあります。
歯髄炎から感染症に至ることがあり、その場合、 根尖性歯周炎(内部に膿がたまった空洞)が根管にできることがあります。歯の感染症が治療されない場合、あごや体のほかの部位(脳や副鼻腔など)に感染症が広がることがあります😱

〈症状〉

歯髄炎は、歯に激痛を引き起こします。膿瘍があると、歯を押したり歯科器具で軽くたたいたりすることに対して極めて敏感になります。

〈診断〉

  • 歯の過敏性の検査
  • 電気歯髄診断器による歯髄の生死判定

〈治療法〉

  • う蝕の除去
  • 歯の修復
  • ときに根管治療

原因が治療されると、炎症は鎮まります。

可逆性歯髄炎:抜髄(神経を抜く処置)をしなくとも回復の余地がある状態の歯髄炎。歯髄充血までが該当します。通常のう蝕治療、修復処置や場合によっては歯髄温存療法を行うことで歯髄の温存が可能です。予後不良の場合は歯髄壊死となり、不可逆性歯髄炎に移行します。

不可逆性歯髄炎:歯髄の損傷が広範囲で、回復することができません。痛みを止めるには、 根管治療によって歯髄を除去するか、歯そのものを抜歯するしかありません。感染症のほかの徴候(発熱など)がみられる場合は、内服用の抗菌薬が処方されることがあります。症状が消えなかったり悪化したりする場合には、根管治療が繰り返し行われることがあります。

【🦷Per(根尖性歯周炎)】

〈根尖性歯周炎とは?〉

根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)は歯根に膿がたまる病気で、通常は歯から周辺組織に広がった感染によって起こります。

〈症状〉

根尖性歯周炎rは、神経を取った後の歯に起きます。神経を取ったあと、歯の中には空洞ができますが、その空洞で細菌が繁殖すると、歯の根の先端に炎症が起きます。歯の外側が痛むわけです。厳密には歯の痛みではありません。
人間の体内では、多くの白血球が感染に対する防御を担っています。膿は、この白血球、壊死した組織、細菌が蓄積したものです。ときに歯の感染によって生じた膿は、歯根の先端(根尖)から骨を通って歯ぐきへと入り、そのため根尖周辺の歯ぐきが腫れます。多くの場合、膿による腫れは、ものを噛むと悪化する持続的な強い痛みを引き起こします。
これは虫歯ができた痛みとはまったく別物で神経を取ってある歯は、虫歯ができても痛みはおきません。

〈治療法〉

治療法は、神経の通っていた根の中の細菌を除去していくことで、徐々に痛みがおさまります。一回の治療で痛みがひくこともありますが、痛みが持続したり、逆に痛みが強くなることもあります。感染症を根治させるには抗菌薬が有用ですが、侵された歯髄の除去と排膿の方がより重要です。

【🦷P急発】

これは歯周病の急性発作の略で、簡単に言うと歯ぐきの痛みです。なので厳密に言うと歯の痛みではありません。歯ぐきがはれて痛みを出しています。
神経の痛みは神経を取ればある程度おさまりますが、歯ぐきを切ってとってしまうわけにはいきません。
治療法としては歯垢を除去して、あとは薬で様子を見る対処療法しかありません。
なので歯科医院に行って一回で痛みをとってもらうというより、薬で治療していくということになります。

このように「歯が痛い」と思っても、麻酔して神経を取れば絶対に痛みはおさまる、というわけではないのです❗❗

以上、いかがでしたでしょうか?

今回は虫歯の痛みにスポットを当てて主に「Pul」と「Per」の違いを説明させて頂きました。
もちろん歯の痛みは虫歯だけでなく、様々な原因で痛みが生じます。
その中でも痛み原因として虫歯による歯の痛みが割合として大きく占めるのではないでしょうか?
特に虫歯による痛みは手遅れになることも多いので、日頃から口腔内のチェックが必要です。
神経を抜いてしまった歯は脆くなりやすくなり、割れたり虫歯の再発リスクも高くなります。
結果として歯の健康寿命を縮めてしまいます。
そうなる前にしっかりと定期的に歯科医院での口腔内チェックをおすすめします👍✨
当院では虫歯や歯周病といったお口のトラブルを未然に防ぐ為に、予防歯科に重点を置いて治療をさせて頂いております。
定期的な歯科健診や予防歯科についてご興味があれば、いつでも担当の歯科医師・歯科衛生士へご相談下さい🙋‍♂️

それでは今回はこのへんで~👋

また次回元気にお会いしましょう。

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