CLINIC BLOG

歯についての一般知識~歯の色・白さが人によって違うのはなぜ?~


こんにちは🌞

札幌 北24条かやの歯科クリニックのどいです。

GWも終わりすっかり日常が戻ってきましたね。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
まだまだ朝晩は冷える日々が続いています。
気温差が激しいので体調管理には気を付けたいところですね⚠️

ではでは本題に入りまして、今回は「歯の色・白さが人によって違うのはなぜ?」について書かせて頂きます。

歯の色は見た目の印象を大きく左右します😁

近年、歯の美しさを求める人が増え、ホワイトニングなど歯を白くする施術への需要が高まってきています。

歯の色は人によって違いますが、なぜなのでしょうか?🧐

【🦷歯の色に個人差がある理由】

歯の色には個人差があります。これは歯の質の違いによるものです。歯は、最も外側(表面)がエナメル質、その下に象牙質があり、象牙質の中に歯髄(神経)があります。白色のエナメル質は半透明であり、象牙質は黄色っぽい色をしています。歯が真っ白でなく黄色みを帯びているのは、象牙質の色が透けているためです。

エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります。これらの組み合わせによって歯の色が決まりますので、歯の色は人それぞれ異なってきます。

【🦷歯が黒くなる!?歯の色の関係】

🤔歯の色が変わるのはなぜ?考えられる5つの原因🤔

①【着色汚れ】茶色くなる
歯にステイン(着色汚れ)が付着し、歯の色が変わる原因となることがあります。ステインが付着する原因となるのは、色素の濃い食べ物や飲み物です。
特に、ポリフェノールが多く含まれる食べ物や飲み物は、ステインの原因となりやすいです。例えば、コーヒーや紅茶、烏龍茶などのタンニンやカテキン、赤ワインやチョコレートなどです。また、タバコのヤニも歯に付着すると、茶色くなります。
これらステインの原因となる飲食物をよく口にしている方、また喫煙の習慣がある方で、歯の色が気になる場合は、着色汚れが原因と考えられます。

②【加齢】黄ばむ
歯が黄色く変色しているなら、加齢が原因の可能性があります。歳を重ねることで、歯のエナメル質の内側にある象牙質が厚みを増し、象牙質の黄色がエナメル質から透けて見えることがあります。
エナメル質は半透明で、年齢を重ねるにつれて徐々に薄くなることがわかっています。象牙質が厚みを増す一方でエナメル質が薄くなっていくことから余計に象牙質の色味が透けやすくなり、歯が黄色く見えるのです。

③【虫歯や虫歯の治療後】一部が茶色・黒くなる
虫歯があると、歯の表面が溶けて一部が茶色または黒くなります。
また、虫歯の治療をした歯も、白い詰め物が経年劣化で変色することがあります。虫歯治療に使用される白い詰め物は、コンポットレジンというプラスチックの詰め物で、天然歯に近い色調に仕上がるのが特徴です。
違和感のない自然な仕上がりになるものの、経年劣化を起こしやすく、徐々に茶色く変色することがあります。コンポットレジンと歯の隙間にステインが入り込むこともあり、この場合、歯を丁寧に磨いても、なかなか落とすことができません。

④【歯の神経が死んでいる】1本だけ茶色・黒くなる

虫歯治療で神経を抜いた歯や、強い衝撃を受けて神経が死んでしまった歯は、歯の色が茶色や黒に変わることがあります😲
これら神経を失った歯は「失活歯」(しっかつし)と呼びますが、神経を失ってすぐは歯の見た目に特に変化がありません。しかし、月日が経つにつれて徐々に歯の変色が起こります。
神経を失うと、その部分の血液循環がなくなり、象牙質のコラーゲンなどが古くなって変色を起こすため、象牙質の色が濃くなってしまいます。
歯の1本だけが茶色や黒に変色しているなら、歯の神経によるものなのかもしれません😥

⑤【テトラサイクリン歯】グレー・縞模様になる

歯の色がグレーや縞模様に変わっているなら、テトラサイクリン歯なのかもしれません。
テトラサイクリン歯とは、歯の形成期である0〜12歳ごろにテトラサイクリン系抗生物質を大量に摂取することで歯の変色が起きることをいいます。
テトラサイクリン系抗生物質には蛍光粒子が含まれており、それが歯の中に取り込まれて象牙質のカルシウムと結合し、色素沈着が起きてしまうのが歯の変色の原因です。また、テトラサイクリン歯には、紫外線に当たると次第に色が濃くなって目立つようになる性質があります。
過去には、テトラサイクリン系抗生物質が多用されていた時期がありました。しかし、歯の変色が確認されたことで、最近では12歳までの子どもへの処方は極力控えるようになってきています。

【🦷変わってしまった歯の色を元に戻すには?】

①【着色汚れ】茶色くなる→歯のクリーニングをする

②【加齢】黄ばむ→ホワイトニングをする

③【虫歯や虫歯の治療後】一部が茶色・黒くなる→治療をする・詰め物を新しくする

④【歯の神経が死んでいる】1本だけ茶色・黒くなる→ラミネートベニア・ウォーキングブリーチをする

※ラミネートベニア:歯の表面を薄く削り、白のセラミックやプラスチックの薄い板を貼り付ける治療方法

※ウォーキングブリーチ:歯の内部にホワイトニング剤を入れて変色した象牙質を白くする治療方法

⑤【テトラサイクリン歯】グレー・縞模様になる→ホワイトニング・ラミネートベニアをする

以上、いかがでしたでしょうか?

歯の色・白さには人種差などの先天的なものと、主に上記5つの原因として挙げた後天的なものに大別されます✍🏻

先天的なものは予防できませんが、その中でも特に予防できる後天的な着色や虫歯による歯の変色は定期的な歯科医院への受診で防ぐことができます。

歯の色が変わると、顔全体の印象が変わります。
変色が気になる場合は、まずは原因を見極めて、それに応じた対処法を試すことをおすすめします👍

ではでは、今回はこのへんで〜👋

また元気にお会いしましょう。

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