CLINIC BLOG

歯についての一般知識~歯周病の検査~


こんにちは🌞
北24条かやの歯科クリニックのどいです。

しばらく春の日和が続き、公園などでは桜🌸が咲き始め…、
と思ったら、この土日は寒さ🥶復活。
寒暖差が激しいので、皆さま体調管理にはお気をつけ下さい。

さて今回は「歯周病の検査」についてお話させて頂きます。
前回の「歯周病治療の流れ」と順序が逆転してしまい申し訳ありません。

【歯周病の検査】

歯周病は、とくに初期の段階では自覚症状がほとんど出ないので、歯科医療機関での検査を受けないと正確な診断を行うことはできません。歯周病の精密な検査は、プローブという針状の器具を使って歯周ポケットの深さを調べるプロービング検査、エックス線写真によって歯を支える骨の状態を調べるレントゲン検査、歯周病の原因となる歯の周囲の汚れ(プラーク)の付着状況を調べる検査などからなります。

【歯科医療機関で実施されている歯周病の検診】

1. プロービング検査

歯周病の早期から現れる症状の1つに、歯と歯肉との間にある隙間(歯周ポケット*)が、歯肉が腫れることにより深くなることがあります。歯周ポケットは一般には深くなるほど歯周病の程度が進んでいると考えられ、歯肉の入り口から隙間の底の部分までの距離を測定して重症度の判定に用います。

この距離を測定することをプロービング検査と呼び、歯周病の基本的な検査の一つとされています。測定には目盛りのついたプローブ(探針:針状の金属製の器材)を歯と歯肉の隙間にそっと差し込みます。25g程度と非常に軽い圧しか加えませんので、痛みはほとんどありません。図のように、プローブで深い歯周ポケットがないか検査をして記録していきます。

歯周ポケット*:歯と歯ぐきのあいだが、プラークの細菌により炎症をおこし深くなった溝のこと。

歯と歯ぐき(歯肉)の間には歯肉溝という“ミゾ”があります。健康な歯ぐきでは、この溝の深さは1〜2mm程度ですが、この“ミゾ”にプラーク(歯垢)がたまり、プラークの細菌により歯肉が炎症を起こし腫れていき、“ミゾ”が深くなります。これを歯周ポケットといいます。進行すると歯肉が破壊され、歯周ポケットはより深くなり歯周病となります。歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)を溶かして歯が抜け落ちてしまう病気です😱

歯周ポケットの内部は、酸素の少ない状態なので、酸素の多い環境が苦手な歯周病菌🦠が繁殖しやすく、深いポケットの内部では歯周病原菌🦠の繁殖はさらに進むことになります。

歯周病の診断には、目盛りのついたポケット探針(プローブ)で歯周ポケットの深さを測定し、炎症の進み具合を確認します。健康な歯肉の状態であれば3mm以内ですが、4〜5mmのだと初期の歯周病、6mm以上で重度の進行した歯周病と判断します。重度の歯周病だと歯を支えている歯槽骨が溶けてなくなっていることを示しています。また探針を抜くと歯周ポケットから出血🩸がおこることもみられます。容易に出血するということは、その歯肉には炎症があるということですので、プラークや歯石の除去を徹底的に行う必要があります。

歯周病が進行し、ポケットの深さが4mmを超えるような状態がなかなか治らない場合には、「歯肉剥離掻爬手術(フラップ手術)」を行うことがあります。これは歯周ポケットの歯肉をはがし、むきだしになった歯根についた歯石を除去する治療です。また、歯の動揺が進行してしまった場合には、やむなく抜歯しなければならないこともあります。

歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)は、歯周病のない健康な歯肉では1~2mm程度ですが、歯周病に罹った歯肉では3mmを超えるような深さになり、重症の患者さんでは10mmを超えるほどプローブが入っていくこともあります。

2.歯ぐきからの出血の検査

3.歯の動揺度の検査

4.エックス線検査

さらに歯周病が進んでくると、歯を支えている歯槽骨が溶けてきますので、歯肉の下に隠れている歯槽骨の高さを調べることも必要になります。歯槽骨の状態を調べるのに最も効果的な検査がエックス線検査です。エックス線検査は、歯槽骨の溶けてなくなった範囲や程度をかなり正確に知ることのできる検査です。

エックス線検査で評価される歯槽骨の喪失量は、歯周病によってすでに失われてしまった歯を支える骨の量を示すことになります。写真のように比較すると、歯周病が進行するほど歯槽骨は吸収されている様子がわかります。

5.プラーク付着率の検査

歯周病の直接の原因は、歯の周囲に付着した汚れ(プラーク)です。プラークが多く付着していると歯周病になりやすくなりますし、また歯周病の治療を進めていくうえでプラークのつかないようなお口の環境を整えていくことが必要とされています。

プラークの付着量は、染色液を使って染め出してから軽くうがいをしてもらい、付着している部位がわかるようにします(写真の、歯が赤く染まっている部分に付着しています)。そして、肉眼で確認してプラーク付着率を記録📝します。プラークの付着率は、治療に対する歯肉の炎症の改善しやすさや治療が終了した後の歯周病の再発などの指標として用いることができます。

番外編:orcoa(オルコア)「口腔細菌検出装置」による歯周病菌の同定

チェアサイドで患者さまから採取した歯垢を「口腔細菌検出装置」でPCR検査をします😲

当院ではこの装置を使って歯周病菌の数を数値化をし、患者さまの歯周病に対する理解と治療のモチベーションに繋げる努力を行っております👍

以上、いかがでしたでしょうか?

ではでは今回はこの辺で~👋

また来週元気にお会いしましょう!

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