CLINIC BLOG

歯についての一般知識~歯周病治療の流れ~


こんにちは🌞
北24条かやの歯科クリニックのどいです。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?🙂
街中の雪は解けてすっかりなくなりましたね。
一気に春が来たと思わせる気温になったり、また冬に戻ったかのような寒い日になったり、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい🙇

さて今回は「歯周病治療の流れ」についてお話させて頂きます💁

まず検査を行って歯周病の進行度を調べます。次に歯みがき指導や歯石除去により歯垢の除去を行います。重度の場合は検査や歯石除去を繰り返しますが、歯周ポケットが減少しない場合は歯周外科を行うことがあります。いずれの場合も治療後はメインテナンスを行い安定した状態が続くよう努めます。

【歯磨きと歯石の除去】

歯周病にかかった場合は、まず精密な検査を行って現在の歯ぐきや歯槽骨の状態、歯周病を悪化させる要因の有無などを分析し治療計画をたてます。まずは原因除去が重要なので、歯みがきの練習を行います。歯みがきをすることにより、歯ぐきの炎症が減少します。ぶよぶよして出血🩸しやすい歯ぐきも正しく歯みがきをすることにより、かなり引き締まってきます。そうすると歯ぐきの中の歯石が見えやすくなり、歯石除去が効果的に行えるようになります。歯石を取ると歯石の表面や内部の細菌が減り、さらに歯ぐきが引き締まってきます。

自己流は粗いため歯科医院で自分に適した指導を受けましょう。

磨き方のポイント

1.😁毛先を磨くPointに確実にあてましょう。
最初は、鏡を見ながら毛先がとどいていることを確認するのも良いです。

2.😁動かし方は?
小さく横にでも、縦にかき出す様にしても、円を描く様にしても、良いです。要するに、歯と歯肉を傷つけることなくプラークを落とすことができれば十分です。

3.😁軽く磨く様にしましょう。
力を入れて磨くと歯ブラシの毛先が開いてしまいプラーク(歯垢)が落とせません。さらには、歯や歯肉を痛めてしまいます。力の目安は、毛束がまっすぐなまま歯面に当たる程度で良いです。

4.😁細かく動かしましょう。
毛先を使って磨く方法がプラークの除去には効果的です。ついつい大きく動かしがちですが、歯には凸凹があるため小刻みに動かさないと、引っ込んだ所には毛先がとどきません。特に、裏側や歯と歯の間を磨く時は、大きく動かすとせっかく入った毛先がでてしまいますので注意して下さい。

5.😁1ヶ所につき10回〜20回ぐらい磨きましょう。
プラークは粘着性が高いため、2回〜2回歯ブラシを動かした程度では落としきれません。1日に最低1度は、時間(5分以上)をかけてゆっくりと隅々の歯垢を取り除いて下さい。
可能であれば、毎食後磨くことが理想です。
とくに、寝る前に丁寧にゆっくりと磨くことが効果的です。

    【修復物や咬み合わせのチェック】

    歯みがきと歯石除去で歯ぐきの状態はかなり良くなりますが、これだけではすぐに再発することがあります。歯垢がつきにくい、また歯垢を取りやすいお口の環境にする必要があります。たとえば適合の悪い修復物などは除去しなければなりません。また異常な咬み合わせがあると変な力がかかって、歯槽骨が吸収しやすくなるので咬み合わせの調整も必要です。さらに歯周病が進行して歯がぐらぐらしている場合などは、全体のバランスや歯の価値を考えて早期に抜歯することもあります。このような歯周基本治療によって歯ぐきの状態は改善し、ある程度安定した状態が得られます。この時点で再度精密な検査を行い、状態がよければメインテナンスに移行します。

    【歯周外科処置】

    歯周基本治療を行っても深い歯周ポケットが残っていると、歯ブラシが届かず再発の危険がありますので歯周外科を行うことがあります。歯周外科を行うことにより、歯槽骨の形態をよくしたり歯周ポケットを減らすことができ、清掃しやすい環境ができます。また健康保険の対象外になりますが、症例によっては歯周組織再生療法によってある程度、歯槽骨や歯ぐきを増やすことができます。このような歯周外科を行ったあともやはり精密な検査を行い、治療効果を確認します。

    ※歯周外科については、また後日説明させて頂きます。

    【メインテナンス】

    歯周治療後は歯ぐきの炎症は減少していますが、歯槽骨による支持が十分でないこともありますので、修復物で歯を固定することもあります。このようにひとくちに歯周治療と言っても症状やお口の環境によって治療の流れや期間が異なりますので、歯科医師👨🏻‍⚕️と十分に話し合う必要があります。また、いくら良い治療を受けても自分でしっかり歯みがきをしないと歯ぐきの状態は良くならないことを認識し、治療が終わったあとも定期的にメインテナンスを受けることが重要です🙆

    治療が終了した後は、3〜6ヶ月ごとの定期検診の受診をお勧めします。歯周病は細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯と歯肉の境目(歯肉溝)の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞(歯垢の蓄積)し、歯周病が再発します。

    したがって、この細菌の停滞(歯垢の蓄積)を除去し続けることで歯周病の再発を予防することができ、お口の健康を維持することができます👍

    細菌の集団である歯垢は、毎日の適切なブラッシングでほとんど除去することが出来ます。しかし深い歯周ポケットの中や歯並びの悪い所にある細菌はブラッシングでは除去できません。これらは歯科医院にて専門的なクリーニング(PMTCといいます)を行なうことによって除去することができます。

    歯周病は再発の多い病気といわれています。治療により症状が改善したとしても、そこは一度歯周病に侵されたところです。治ったとしても溶けてしまった骨が完全に元通りに戻るわけではなく、ほとんどが歯と歯肉がそっと寄り添うような形で治っているにすぎません。油断は禁物なのです。ブラッシング不足や、メインテナンスを怠ると細菌が活動しはじめ歯周ポケットが深くなります。そして容易に再発をおこします。

    また残念ながら治療に限界があるため、部分的に治りきらないところが残ることもあります。しかしそのような部位でもメインテナンスを継続することにより、歯周病の進行を食い止めることができます🙂

    ◎メインテナンス(PMTC)とは?

    「PMTC」、耳慣れない言葉かもしれません。PMTCとは『プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング』の略で、「歯科医師・衛生士のように特別な訓練を受けた専門家により、器具とフッ化物入りペーストを用いて、すべての歯面の歯肉縁上および縁下のプラークを機械的に選択除去する方法」となってます。

    最近PMTCが浸透してきた背景として、患者さんのホームケアを中心としたプラークコントロールだけでは、健全な口腔衛生状態を保つことが難しいことが明らかになっています。患者さんだけではコントロールしきれない部分を見つけ出し、そこを専門家が維持管理していくことで、私たちと患者さんが共通の目的を持つことができ、より強い信頼関係が生まれるものと考えています。

    今やPMTCは、予防歯科にとって欠くことのできないシステムとなりつつあります。

    治療を終了した後、良好なお口の状態を維持管理するためにメインテナンス(PMTC)は欠かすことができません。一度歯周病に罹られた方は、再発が多いとの報告があります。

    不治の病というわけではありませんが、治ったといっても溶けた骨が再生して戻るわけではなく、その多くは歯肉と歯の弱い結合が得られるだけなので、プラークコントロールをさぼったりするとまた歯周ポケットができてしまうのです。

    また、一生懸命治療を受けても(私たちが行っても)、歯周ポケットが完全に治らない場合もあります。だから、もうこれで来なくてもいいということは、残念ながらありません。

    歯周病に罹られた方、虫歯の多い方、たくさんの修復物を入れられた方にはメインテナンス(PMTC)をお勧めしています🙇

    【メインテナンスの流れ】

    1.歯周精密検査
    ・エックス線検査
    ・歯周ポケットの測定
    ・動揺度の検査
    2.ブラッシングの再確認
    3.ブラッシングの再確認
    4.咬み合わせのチェック
    5.生活習慣指導
    6.トゥース・クリーニング
    7.抗菌剤の塗布、フッ素塗布など

      欧米では歯周病を「サイレントキラー」と呼びます。

      これは患者さん自身が再発や進行を自覚することは困難であると言う事です😰

      したがって歯を失わないためにもトラブルを感じなくとも定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが必要なのです。

      以上、いかがでしたでしょうか?

      歯周病は知らぬうちに病状が進行してしまう怖い病気です。
      一度、歯周病に罹患すると完治はなかなか難しいものになります。
      歯周病にならないための日々のセルフケアや定期検診が大事です。
      また軽い段階からの治療は予後が良いとされます。
      少しでも歯・歯肉(出血や腫れ)に違和感を覚えたら、歯科医院を受診して下さい🏥
      正しいブラッシング方法の指導や歯石の除去である程度症状を抑え込み進行を抑えることができます。
      また軽度の歯肉炎にとどめた場合は完治することも可能です。

      日々の定期検診がいかに大事であるかは、むし歯や歯周病の早期発見にあるのです。

      ではでは今回はこの辺で~👋

      また来週元気にお会いしましょう!

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