CLINIC BLOG

お口の基礎知識~虫歯の治療方法~


皆さん、こんにちは🌞

札幌 北24条かやの歯科クリニックのどいです。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?

ここ最近は札幌でもかなり冷えるようになり、
秋も終わりもうそろそろ冬かと思わせる天気が続いていますね⛄
毎朝の散歩もだいぶ厚着で出掛けるようになりました。

さて、今回は前回の【虫歯の予防方法】の続きで【虫歯の治療方法】について書かせて頂きます。

虫歯は重症度からCO〜C4の5段階に分類されます 。

【🦷CO:初期の虫歯】

口腔内清掃指導とフッ素塗布を行い、再石灰化を促進させます。
また生活習慣で注意すべきは、ジュース、甘い缶コーヒーのだらだら飲みや、飴、キャラメルなどを毎日食べる習慣がある等です。

【🦷C1:軽度の虫歯】

虫歯の部分を削って、細菌感染した部分を取り除きます。
穴が空いていれば、再石灰化のみの治癒は期待できません。
空いた穴にコンポジットレジンと呼ばれる白い樹脂の詰めものを充填して穴を埋めます。
定期検診などで、大きくならないように管理するか、早期に治しましょう。

【🦷C2:中等度の虫歯】

虫歯の部分を削って、細菌感染した部分を取り除きます。
虫歯が進行している分、削る量が多くなります。虫歯の範囲が広いと強度の問題からコンポジットレジン(白い樹脂の詰め物)が使えないこともあります。
その場合は、歯の型を取り、金属の詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を製作して装着する治療を行います。
保険治療では広範囲に進行した虫歯は金属を使った治療となりますが、自費治療であればセラミックなどの白い材料を使って審美的な治療を行うことが可能です。
象牙質に達すると、虫歯の進行速度は、速くなります。
C2の段階できっちり治療して、神経を保護することがとても重要です!

【🦷C3:重度の虫歯】

神経の中にまで虫歯菌が進行しているため、神経の中の虫歯菌を取り除く根管治療が必要となります。
歯の中の根管の形は複雑なため、歯の根の中を綺麗にする治療は回数がかかります。
C2の段階では、神経を残すチャンスはありますが、C3となると難しくなります。
もし、神経の治療をせずに、そのまま放置すると…C4へ至り抜歯の可能性が高くなります😱

【🦷C4:保存困難な虫歯】

C3であれば、根の治療をきちんとすれば、まだ歯として使えますが、C4となると抜歯せざるを得なくなります😭
虫歯が歯茎の下の骨(顎骨)にまで悪影響を与えている場合、通常感染源を除去するために抜歯が必要となります。
矯正的挺出、歯冠長延長術などの手段を使えば保存可能な場合もあります。
虫歯になっている部分を歯茎より上に出して骨への悪影響を無くすことが出来れば、歯が保存できる可能性があります。
また機能していない歯(親知らずなど)を用いて歯の移植(自家歯牙移植)することによって、虫歯で抜歯した部位の歯を補うという方法もあります。

以上、いかがでしたでしょうか?

虫歯の治療方法については、それぞれの虫歯進行ステージにおける基本的な治療方法を記載させて頂きました。もちろん、患者様の口腔内状態によっては歯科医師が臨機応変に適切な治療を施す必要があります。歯を失う二大原因は虫歯と歯周病と言われております。初期の虫歯では自覚症状もなく、発見が早ければ再石灰化が望めます。しかし、痛みがある状態を放置しておくと虫歯はどんどん進行し、最悪抜歯となってしまいます。歯に痛みが生じている時点である程度虫歯が進行している可能性があるため、早期発見のためにも歯科医院における定期的な検診をおすすめ致します。また、最近は虫歯や歯周病を未然に防ぐための予防歯科に注目が集まっております。当院でも予防歯科に重点を置いた治療を心掛けておりますので、気になる患者様は一度、担当の歯科医師または歯科衛生士にご相談下さい。

では、今回はこのへんで~👋

また次回、元気にお会いしましょう。

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