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〜歯のブラッシング方法について〜


こんばんは🤗ブログ担当のいどです。

いや〜結構降りましたね‼️雪☃️
昨日今日は吹雪で交通機関の乱れもあるようです。
道路ももう根雪になるでしょうね…💦
皆さん運転や歩かれる際はくれぐれもご注意下さい🙇🏻

さて、今回は「歯のブラッシング方法について」です🪥
毎日の歯磨きは、むし歯予防や歯周病予防の基本です。しかし「きちんと磨けているつもりでも、実は60%ほどしか磨けていない」という研究データもあり、正しいブラッシングができていない人は意外と多いのが現実です👀

今回は若年層〜大人まで誰でも実践しやすい「正しい歯のブラッシング方法」を分かりやすく解説します📝
読み終える頃には、あなたのブラッシングが“ワンランク上”にアップデートされているはずです👍

1. なぜ正しいブラッシングが必要なのか?

「毎日磨いていれば大丈夫」と思っていませんか?
しかし実際には、磨き方次第で口腔内の未来は大きく変わります。

● 正しいブラッシングの効果

  • むし歯予防
  • 歯周病の進行予防
  • 口臭の軽減
  • 歯の着色予防
  • 治療後の歯の長持ち

逆に言えば、磨き方が間違っていると、“毎日磨いているのにむし歯になる”“歯ぐきが下がる”といった結果になりかねません。


2. ブラッシング前の準備:まずは歯ブラシの選び方

正しい磨き方をする前に、まずは道具選びが重要です。

● 毛の硬さは「ふつう」または「やわらかめ」

若年層は「しっかり磨きたい」と思って硬めを選びがちですが、硬すぎる毛は歯ぐきを傷つける原因になります。

● ヘッドは小さめが理想

奥歯の奥まで届きやすく、細かいコントロールができます。

● 交換時期は1ヶ月が目安

毛先が広がると歯垢除去率が大きく低下します。
広がっていなくても1ヶ月で交換するのがおすすめです。


3. 正しいブラッシング方法:基本の「3つの動き」

本章では、今日からできる歯科推奨の磨き方を紹介します。


3-1. 基本は「バス(Bass)法」|歯周病予防にも有効

歯科医院で最も推奨される磨き方です。

■ やり方

  1. 歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度で当てる
  2. 小刻みに1〜2mm動かす
  3. 力は150〜200g(ペットボトルを横から潰さない程度)
  4. 10〜20回ずつ細かく動かす
  5. 歯の裏側・奥歯も同じように

■ 効果

  • 歯周ポケット内のプラーク除去
  • 歯ぐき下がりの予防
  • 歯肉炎の改善

特に大人や若年成人の歯周病予防に非常に効果的です。


3-2. 食べかすや汚れが多い場合は「スクラビング法」

ブラシを歯に対して90度に当て、横方向に動かします。
初心者でも習得しやすく、短時間で効率よく磨けます。

■ ポイント

  • 力を入れすぎない
  • 歯の表面全体をまんべんなく磨く

3-3. 前歯の裏側は「かき出し法」

多くの人が磨き残しやすい場所です。

■ やり方

  1. 歯ブラシを縦に持つ
  2. 裏側に当てる
  3. 下から上に向かって“かき出す”ように動かす

4. 部位別ブラッシング:磨き残しが多い場所を重点ケア

● ① 奥歯の奥(最後臼歯の後ろ)

日本人の磨き残しNo.1。
ヘッドのつま先だけを使うと磨きやすい。

● ② 歯と歯ぐきの境目

プラークが最も溜まりやすい場所。
Bass法でしっかりケア。

● ③ 歯と歯の間

ブラシだけでは完全に届きません。
デンタルフロスや歯間ブラシを併用すると清掃率がぐっと上がります。

● ④ 前歯の裏側

ブラシの当て方を変えるだけで大きく改善します。


5. 力の入れすぎは逆効果|理想は150〜200g

「強く磨く=綺麗になる」は誤解です。
力を入れすぎると…

  • 歯ぐきが下がる
  • 知覚過敏の原因
  • 歯の根元の削れ(擦過傷)
  • 炎症の悪化

歯科でよく言われるのは「ペンを持つくらいの力で磨く」。
リラックスして軽い力で丁寧に磨くことが大切です。


6. 歯磨き粉の正しい使い方

● フッ素配合を選ぶのが基本

むし歯予防効果が高く、日本では1450ppmが最大濃度です。

● 泡立ちすぎ注意

若年層は泡の爽快感で「磨けた気」になりがちです。
低発泡タイプを選ぶと丁寧に磨きやすくなります。

● すすぎは1〜2回で十分

フッ素成分を口に残すため、強いすすぎは避けましょう。


7. 1日の理想のブラッシング回数とタイミング

● 基本は「朝・夜の2回」

特に夜は最重要で、
寝ている間は唾液量が減り、むし歯や歯周病が進行しやすいため入念に磨きましょう。

● 食後すぐのブラッシングは?

酸性の強い食べ物を摂った直後(例:ジュース・スポドリ)は
30分ほど時間をあけてからが推奨されます。


8. 歯間ケアの併用:清掃率は約2倍にアップ

ブラッシングだけでは**歯垢の取り残しは約40%**とされています。
そこで必須なのが…

  • デンタルフロス(若年層・細めの歯間)
  • 歯間ブラシ(隙間の広い部位)

フロスは毎日が理想で、若い方ほど習慣化しやすい傾向があります。


9. 初心者でもできる「1回3〜5分のベスト手順」

① 歯ぐきの境目をBass法で磨く
② 歯の表面をスクラビング法で磨く
③ 前歯の裏側をかき出し法で磨く
④ フロスで歯間清掃
⑤ 仕上げにフッ素濃度の高い歯磨き粉(ジェルor低発泡性のタイプが理想)
⑥ 軽くすすぐ(少量洗口:ペットボトルのフタ1杯分が理想)

最初は長く感じるかもしれませんが、1週間で慣れてきます。


10. まとめ|正しいブラッシングは将来の歯を守る“投資”

正しいブラッシングは、むし歯・歯周病予防だけでなく、
将来の治療費を減らし、健康寿命を延ばす最大の予防策です。

若年層から正しい磨き方を身につければ、
30代・40代になったときの歯の健康状態は確実に変わります。

  • 小刻み・軽い力
  • 歯と歯ぐきの境目を重点的に
  • フロス併用
  • 夜は特に丁寧に

今日から正しい磨き方を実践してみてください😁

では今回はこのへんで〜👋

また次回元気にお会いしましょう🙆

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