CLINIC BLOG
〜知覚過敏について〜
皆さま、こんばんは🌃
ブログ担当のいどです。
今年もあと僅か2日となりました。
皆さまは大掃除などでお忙しいかと思います。
先日、28日に当院もスタッフ総出で大掃除をして綺麗になりました✨
綺麗にして気持ちも新たにリフレッシュ👍
新しい年を迎えたいですね‼️
では、今回は年内最後のブログ「知覚過敏について」になります🙇
知覚過敏の原因・症状・治療法今日からできる予防法も解説
「冷たいものがしみる」「歯磨きの時にキーンとする」
そんな不快な症状を引き起こすのが 知覚過敏(しみる歯) です。
成人の約3割が経験するとされ、特に 20〜50代の患者さんに多いのが特徴。

目次
- 知覚過敏とは?
- 知覚過敏が起こるメカニズム
- 知覚過敏の主な原因5つ
- 知覚過敏の症状
- 知覚過敏と虫歯の違い
- 歯科医院で行う治療
- 自宅でできるセルフケア・予防
- 知覚過敏を放置するとどうなる?
- まとめ
1. 知覚過敏とは?
知覚過敏とは、冷たい・熱い・甘い・歯ブラシの刺激などに対して、一時的に鋭い痛みが出る状態のことです。
正式には「象牙質知覚過敏」と呼ばれ、歯の内部にある象牙質の刺激が神経に伝わることで痛みが発生します。
一過性のものから慢性化するケースまであり、原因や進行の程度によって治療方法が異なります。
2. 知覚過敏が起こるメカニズム
歯の外側はエナメル質という硬い層で覆われていますが、
以下の状態になると内側の 象牙質(神経に近い層) が露出し、痛みの刺激が伝わりやすくなります。
● 象牙細管の開口
象牙質には「象牙細管」という無数の細い管があり、ここを刺激が通ることで「キーン」という痛みが発生します。
● 刺激が神経に到達
冷水・歯ブラシ・甘味・風などの刺激が象牙細管から歯髄(神経)へ伝わり、痛みとなります。
3. 知覚過敏の主な原因5つ
① 歯のすり減り(咬耗・摩耗・酸蝕)
- 歯ぎしり・食いしばり
- 強いブラッシング
- 酸性飲料の習慣(炭酸、レモン水、スポドリなど)
これらによりエナメル質が薄くなり、象牙質が露出します。
② 歯ぐきの退縮(歯周病・加齢)
歯周病や加齢により歯ぐきが下がると、本来覆われているはずの歯根部が露出し、知覚過敏が起こりやすくなります。
③ 不適切なブラッシング
- ゴシゴシ磨き
- 硬い歯ブラシ
- 研磨剤入りの歯磨き粉の使いすぎ
これらはエナメル質の摩耗や歯ぐきの退縮の原因になります。
④ ホワイトニングの副作用
オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングともに、一時的に知覚過敏が起こることがあります。
⑤ 虫歯や歯の亀裂
虫歯やクラックが原因で「しみる」ケースもあるため、知覚過敏との鑑別が重要です。
4. 知覚過敏の主な症状
- 冷たい水・空気でキーンとする
- 歯磨きの際に痛む
- 甘いもの・酸っぱいものがしみる
- 熱いものでもしみる場合は重症化の可能性
- 歯の根元がチクッと痛む
症状は一時的なものから、日常生活に支障をきたすほど強い場合もあります。
5. 知覚過敏と虫歯の違い
| 症状 | 知覚過敏 | 虫歯 |
|---|---|---|
| 痛みの持続 | 刺激が去ると痛みも消える | 何もしていなくても痛むことがある |
| 見た目 | 穴が空いていない | 黒い穴・欠けがある |
| 原因 | 象牙質露出 | 細菌による歯質の破壊 |
| 対策 | 表面保護・刺激遮断 | 治療(削ってつめる等) |
痛みの特徴からある程度判断できますが、最終的な判断は歯科医院での検査が必要です。
6. 歯科医院で行う知覚過敏の治療
知覚過敏は、症状や原因に応じて複数の治療法があります。
① 知覚過敏用の薬剤塗布
フッ素、硝酸カリウム、グルタルアルデヒドなど
→ 象牙細管を塞ぐ・神経の過敏性を抑える効果。
② レジンコーティング(覆罩法)
露出した象牙質にレジンを薄くコーティングし、刺激の入り口をブロックします。
③ 歯周病治療
歯ぐきの退縮が原因の場合、
歯石除去・歯周基本治療が必要になることもあります。
④ 噛み合わせ治療(ナイトガード)
歯ぎしり・くいしばりによる摩耗が強い場合、
マウスピースで歯への負担を軽減します。
⑤ 重度の場合:根管治療
深刻な痛みが続く、神経まで炎症が広がっているケースでは神経を取る必要が生じることがあります。
7. 自宅でできる知覚過敏の予防・セルフケア
① 正しいブラッシング
- 力を入れすぎない
- 柔らかめの歯ブラシ
- 横磨きよりバス法が推奨
② 知覚過敏用歯磨き粉の使用
以下の成分がおすすめ:
- 硝酸カリウム
- ストロンチウム塩
- ハイドロキシアパタイト
- フッ素(1450ppm)
③ 酸性飲料・間食の摂りすぎに注意
酸蝕歯を防ぐため、
・ダラダラ飲み
・飲んだ直後の歯磨き
は避けましょう。
④ 歯ぎしり対策
ストレス管理・睡眠質改善も効果的。
⑤ 定期検診を受ける
知覚過敏は進行すると治療期間が長くなります。
早期発見・早期ケアが最も効率的です。
8. 知覚過敏を放置するとどうなる?
放置すると次のようなリスクがあります。
- 症状が慢性化し、常時しみるようになる
- 歯磨きがしにくくなり、虫歯・歯周病が悪化
- 歯の摩耗や歯ぐき退縮が進行
- 最終的に神経を取る治療が必要になるケースも
早めの対処が重要です。
9. まとめ|知覚過敏は早期のケアで改善できます
知覚過敏は、歯の象牙質が露出することで起こる症状で、
原因は「摩耗」「歯ぐき退縮」「歯ぎしり」「ホワイトニング」などさまざまです。
症状が軽いうちなら、薬剤塗布やセルフケアで改善可能。
放置すると慢性化や重度化を招くため、違和感を覚えたら早めに歯科医院で相談しましょう。
患者さんの不安を和らげるためにも、この記事を活用し、
「知覚過敏は治せる」という安心感を伝えていただければ幸いです。
では、今回はこのへんで〜👋
また来年、元気にお会いしましょう‼️
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