CLINIC BLOG
〜電動歯ブラシについて〜
こんばんは⛄️ブログ担当のいどです。
雪降りましたねー12月に入りいきなり積雪に見舞われ戸惑った方も多いのではないでしょうか?一昨日昨日あたりはツルツル路面で事故も多発したみたいで、皆さまもくれぐれもご安全になさって下さい。私は早速今季初コンビニの駐車場でコケました😂コロナにインフルエンザも流行っていますので、感染対策に気を付けていきましょう‼️
では、今回は「電動歯ブラシについて」です。
毎日の歯磨きは、口腔内の健康を守るうえで欠かせない習慣です。
近年は「電動歯ブラシを使ったほうがいいの?」という声が増え、歯科医院でも相談を受ける機会が多くなりました。
そこで本記事では、電動歯ブラシのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
さらに、おすすめの選び方・手磨きとの違い・注意点も紹介するため、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

■ 電動歯ブラシとは? ― 基本のしくみ
電動歯ブラシとは、モーターの振動や回転によってブラシを高速で動かし、効率的に歯垢を落とすための歯ブラシです。
現在、主に以下の3種類があります。
- 振動式(音波式)
毎分20,000〜40,000回の振動で歯垢を除去。
歯や歯ぐきに優しく、初心者に向いています。 - 回転式
円形のヘッドが回転して機械的に歯垢を落とすタイプ。
磨き残しが少なく、汚れをしっかり落としたい方に人気。 - 超音波式
超音波の振動で歯垢を破壊する先進タイプ。
効果は高いですが、やや高価な傾向があります。
■ 電動歯ブラシのメリット
1. 手磨きよりも歯垢除去率が高い
電動歯ブラシは、毎分数万回の振動・回転で効率的に歯垢を取り除きます。
正しい当て方ができれば、短時間で高い清掃効果が得られるのが最大の強みです。
特に、
- ブラッシングが苦手な方
- 手が疲れやすい方
- 歯並びが複雑で磨きづらい方
にとっては大きなメリットとなります。
2. 磨き癖による“ムラ”が出にくい
手磨きでは、力加減や磨く方向によって仕上がりに個人差が出ます。
電動歯ブラシは「当てるだけ」で動作してくれるため、一定のクオリティで磨きやすい点が特徴です。
特に、
- 奥歯の裏
- 歯と歯ぐきの境目
- 下の前歯の裏側
などの磨き残しゾーンに強いのもポイント。
3. 短時間で仕上がる
忙しい現代人にとって「時短」は重要な要素です。
電動歯ブラシなら1〜2分でも手磨きに匹敵する清掃力を発揮します。
4. 押しつけ過ぎを防止するセンサー搭載モデルもある
強く磨きすぎると、知覚過敏や歯ぐき下がりの原因になります。
最新モデルでは、
- 過圧センサー
- ソフト振動モード
- タイマー機能
などが搭載されており、安全性が向上しています。
5. 子どもや高齢者でも扱いやすい
力を入れなくても磨けるため、
- 手先が不器用な子ども
- 握力が低下した高齢者
- 矯正治療中の方
などにもメリットがあります。
■ 電動歯ブラシのデメリット
1. 初期費用・維持費がかかる
一般的な電動歯ブラシは5,000〜30,000円ほど。
さらに、替えブラシの交換が必要で、ランニングコストが手磨きより高めです。
2. 正しい使用法を知らないと効果が半減
「当てるだけ」と聞くと簡単に思えますが、
実際は角度・当てる場所・時間がとても重要です。
誤った使い方をすると、
- 磨き残しが発生
- 歯ぐきを傷つける
- ブラシ寿命が短くなる
というデメリットがあります。
3. 音と振動が苦手な人もいる
電動歯ブラシは「ブーン」という振動音があります。
歯や頭に伝わる振動が気になる人も一定数おり、慣れが必要です。
4. 細かい部分は手磨きより難しいことも
例えば、
- 歯と歯の間の汚れ
- 矯正ワイヤーの隙間
など、フロスや歯間ブラシとの併用が必須になります。
5. 旅行や外出時の持ち運びにやや不便
充電器や替えブラシを持ち歩く必要があるため、
シンプルな手磨きに比べると携帯性が劣ります。
■ 手磨き vs 電動歯ブラシ|どちらが良い?
結論として、
正しく使えれば電動歯ブラシのほうが効率的で歯垢除去率は高いです。
ただし、以下の場合は手磨きも十分おすすめです。
- コストを抑えたい
- 音や振動が苦手
- 細かい部分をじっくり磨きたい
どちらが“絶対に良い/悪い”ではなく、
自分の磨き方・習慣・好みに合うかが重要です。
■ 電動歯ブラシの選び方
① 振動式か回転式か
- 優しい磨き心地を求める → 振動式(音波式)
- 強力な磨き上がりを求める → 回転式
② 過圧センサーの有無
歯ぐきを守るため、過圧防止機能があると安心です。
③ 替えブラシの価格
本体よりも「維持費」が長期的には重要。
メーカーによって大きく異なるため事前に確認しましょう。
④ 防水機能
お風呂で磨きたい場合は、防水性能の高いモデルを。
⑤ 磨きモードの種類
- ソフト
- ホワイトニング
- ガムケア
など、目的に応じたモードがあるとより使いやすくなります。
■ 電動歯ブラシを効果的に使うコツ
- ブラシは小刻みに細かく動かすのではなく“当てるだけ”
- 歯と歯ぐきの境目に45度の角度で当てる
- 1〜2歯ずつゆっくりスライド
- 力を入れず、軽く添えるように持つ
- フロス・歯間ブラシも必ず併用する
これらを守るだけで、効果は大きく変わります。
■ まとめ|電動歯ブラシは「正しく使えれば強力な武器」
電動歯ブラシは、
- 時短
- 高い清掃力
- 磨きムラの軽減
など、多くのメリットがあります。
しかし一方で、
- コスト
- 振動の苦手さ
- 正しい使い方の必要性
といったデメリットも存在します。
大切なのは、
“自分の口と習慣に合うかどうか”を基準に選ぶこと。
もし購入を検討している場合は、
歯科医院で相談していただくと、あなたに合った電動歯ブラシをご提案できます。
日々のセルフケアを見直し、
健康な歯と歯ぐきを守っていきましょう。
では今回はこのへんで〜👋
また次回元気にお会いしましょう🙆
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