皆さま、こんにちは🌞✨
ブログ管理人のどいです。
最近は寒暖差も大きく皆さま如何お過ごしでしょうか？
北大の銀杏並木ももうそろそろ見頃の時期になりますね。
街中や大通の木々も色付き始め綺麗な紅葉が見られるかと思います🍁🎃
今度、散歩がてら見に行きたいとおもいます😆

さて、今回は前回の続編として「メタルフリー」金属を使わない被せ物について書かせて頂きます。

★メタルフリーとは？★

メタルフリー治療とは歯科金属アレルギーや様々な問題（前回のブログ参照）引き起こす原因となり得る、健康保険で使われる金属を使用せず、金属素材を使わない詰め物や被せ物、インプラントを利用する治療方法です。日本では銀歯を装着されている方が大半となりますが、海外ではほとんど使用されておりません😲❗❗近年は日本での美容・健康意識の高まりで、メタルフリー治療が増えつつあります✨

★メタルフリー素材には何があるの？★

歯科で用いられるメタルフリーの被せ物🦷は以下のようになります。
・オールセラミックス
・ホワイトクラウン
・CAD/CAM冠

上記の表に出てくる「ジルコニア」について、最近聞いたことある患者さまもいらっしゃるかと思います。ジルコニアとはなんぞや？ということで説明させて頂きます。

★素材としてのジルコニアとは★

ジルコニアとは（化学式：ZrO₂）とは、ジルコニウムの酸化物、二酸化ジルコニウムのことをいいます。常態では白色固体、融点は2,700℃と高く、耐熱性セラミックの一種とされています。ジルコニアが歯科材料として使われ始めたのは近年で、宝石や様々な産業分野でも広く使われている材料です。（使用例：模造ダイヤモンド、切削ツール・包丁・燃料電池・自動車の触媒など）💎🔪🔋🚗💨

★ジルコニアのメリット・デメリット★

【メリット 🦷 】
①非常に頑丈（割れにくい、壊れにくい）
②体に優しい材料（生体親和性が良い・金属アレルギーにならない）
③汚れがつきにくい（⭐️虫歯になりにくい）
④色が白く透明感があり、審美的（見た目が自然）
⑤変色が少なく、歯ぐきの変色も起こさない（半永久的に審美的）
⑥幅広い治療・設計が可能（インプラント体・義歯・ブリッジへの応用）

【デメリット 🦷 】
①頑丈なため、取り壊しが少々困難
②大幅な修理ができない（場合によっては、再製作になる）
③保険がきかないので、自費診療になってしまう
④ジルコニア単体だと、色調再現性が低い（選べる色が比較的少ない）

少し前までは、ジルコニアは色が他の歯と中々合わず、セラミック治療の中で審美的に劣ってしまっていましたが、今はレイヤニングというジルコニアのフレームに色調の再現性が良いセラミックを塗り重ねていく技術が発展したため、非常に美しい天然歯の再現ができるようになってきました。当院では「名称：オールセラミックス」 🦷 としてご案内しております。

如何でしたでしょうか？

今回はメタルフリーの被せ物で特に「ジルコニア」について焦点を当てて書いてみました。
「オールセラミックス」と「ホワイトクラウン」は自費診療*となります。

*自費診療料金表：https://www.sapporo-dental-clinic.com/pdf/service/price_list.pdf

CAD/CAM冠に関しては一部自費治療になります。
また自費の詰め物・歯の土台・被せ物について分かりやすく説明したリーフレットもご用意しております。

詳しくは歯科医師へお気軽にお尋ね下さい🙆‍♀️

それでは今回はこのへんで～👋

少し暖かくなったり寒くなったり🥶
もう朝晩は一桁台の気温ですね。
時節柄体調を崩しやすくなっています。

どうか皆さまお身体ご自愛くださいませ🙂