CLINIC BLOG
~歯の型を取ることの意味とは?~
こんにちは🌞ブログ担当のいどです。
すっかり昼間はプラス気温になり路面の雪も解けましたね。
路肩にはまだ雪は残っていますが歩道もだいぶ歩きやすくなりました。
やっとという感じでしょうか…いよいよ春が近づいてきましたね🌸
さて、今回は皆さま苦手な方も多いかもしれません「歯の型取り」についてです。
分かりやく纏めましたので、是非最後までご一読頂ければ幸いです🙇🏻
歯科医院で治療を受けた際に、「歯の型を取りますね」と言われたことはありませんか?
虫歯治療や被せ物、入れ歯、矯正治療など、さまざまな歯科治療で行われる「歯の型取り」ですが、患者さまの中には「なぜ必要なの?」「どんな意味があるの?」と疑問に感じる方も多いでしょう。
実は、歯の型取りは精密な歯科治療を行うために欠かせない重要な工程です。型取りの精度が高いほど、詰め物や被せ物の適合性、噛み合わせの安定性、治療の長持ちしやすさにもつながります。
この記事では、歯の型を取る目的、型取りが必要となる治療、型取りの種類、精密な型取りが大切な理由について、わかりやすく解説します。
歯の型を取るとは?
歯の型を取ることを、歯科では「印象採得(いんしょうさいとく)」と呼びます。
これは、専用の材料や機器を使って、患者さまの歯や歯ぐき、噛み合わせの状態を正確に記録する作業です。採取した型は、石こう模型やデジタルデータとして保存され、詰め物・被せ物・入れ歯・マウスピースなどの製作に活用されます。
つまり歯の型取りとは、お口の中の状態を精密に再現するための大切な記録作業なのです。

歯の型取りを行う主な目的
歯の型取りには、見た目を整えるだけでなく、機能面や治療の精度を高めるという重要な目的があります。
1. 詰め物や被せ物をぴったり作るため
虫歯治療で歯を削ったあとには、削った部分を補うために詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)を装着することがあります。これらを歯にぴったり合う形で作るためには、正確な型取りが必要です。
型取りが不正確だと、以下のような問題につながることがあります。
- 詰め物や被せ物が浮く
- 境目にすき間ができる
- 汚れがたまりやすくなる
- 虫歯の再発リスクが高まる
- 噛み合わせに違和感が出る
そのため、型取りは補綴治療の成功を左右する非常に重要な工程です。
2. 入れ歯を安定して使いやすくするため
入れ歯は、歯だけでなく歯ぐきや顎の形にも合っていなければ、しっかり噛めず、外れやすくなったり痛みが出たりします。型取りによって歯ぐきや粘膜の状態を記録することで、患者さまのお口に合った入れ歯の製作が可能になります。
合わない入れ歯は、食事のしづらさだけでなく、会話のしにくさや口腔内の傷の原因にもなります。そのため、入れ歯治療においても型取りは極めて大切です。
3. マウスピースやナイトガードを作るため
歯ぎしりや食いしばり対策で使用するナイトガード、スポーツ用マウスガード、マウスピース矯正装置なども、歯型をもとに作製されます。
歯並びに合った装置を作ることで、
- 違和感が少ない
- 外れにくい
- 歯や顎への負担を軽減しやすい
といったメリットが得られます。
4. 矯正治療の診断や治療計画のため
矯正治療では、現在の歯並びや噛み合わせを正確に把握することが重要です。型取りを行うことで、歯列模型やデジタルデータをもとに詳細な分析ができ、より適切な治療計画につながります。
特にマウスピース矯正では、型取りやスキャンの精度が装置の適合性や治療結果に大きく影響します。
歯の型取りにはどんな方法がある?
歯科医院で行う型取りには、いくつかの方法があります。治療内容や目的によって使い分けられます。
シリコン印象
精密な被せ物や詰め物の製作によく用いられるのがシリコン印象です。変形しにくく、細かな部分まで再現しやすいため、精密治療に向いています。
- 精度が高い
- 細部まで再現しやすい
- 補綴治療に適している
アルジネート印象
比較的短時間で行いやすいのがアルジネート印象です。診断用模型や入れ歯治療の初期段階などで使われることがあります。
- 比較的短時間で採得しやすい
- 診断用模型に使いやすい
- 矯正や義歯の初期資料にも活用される
口腔内スキャナーによるデジタル印象
近年は、口腔内スキャナーを用いて歯を直接読み取るデジタル印象も増えています。専用カメラで歯列を撮影し、3Dデータとして記録する方法です。
- 材料を口に入れる不快感が少ない
- 嘔吐反射がある方でも受けやすい場合がある
- その場でデータ確認ができる
- デジタル技工との相性が良い
従来の型取りにもメリットはありますが、デジタル技術の進歩によって、より快適で精密な治療が可能になってきています。
なぜ歯の型取りはそこまで重要なのか?
歯科治療では、わずかなズレや誤差が大きなトラブルにつながることがあります。たとえば、被せ物に少しでも段差やすき間があると、そこに汚れがたまりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
また、噛み合わせが合わない場合には、
- 噛んだときの違和感
- 顎への負担
- 歯の破折リスク
- 肩こりや食事のしにくさ
などにつながることもあります。
そのため歯科医師は、型取りの際に以下のような点に細心の注意を払っています。
- 歯ぐきの状態
- 出血や唾液のコントロール
- 印象材の扱い方
- トレーの選択
- 噛み合わせの記録
患者さまから見ると短時間の処置に思えるかもしれませんが、実際には治療の質を左右する非常に重要な工程です。
型取りを受けるときに知っておきたいポイント
歯の型取りをよりスムーズに行うためには、患者さまのちょっとした協力も大切です。
なるべく動かない
型取りの材料が固まるまで動いてしまうと、正確な記録が取りにくくなることがあります。短時間ですが、できるだけじっとしていただくことが大切です。
舌を大きく動かさない
舌の動きによって印象材がズレてしまう場合があります。違和感があっても、できる範囲で舌の動きを少なくすると、より正確な型取りにつながります。
鼻呼吸を意識する
型取りが苦手な方、嘔吐反射が出やすい方は、鼻呼吸を意識すると楽になることがあります。不安がある場合は、事前に歯科医師やスタッフへ伝えておくと安心です。
歯の型取りは精密歯科治療の第一歩
歯の型取りは、単なる準備ではありません。患者さまのお口に合った補綴物や装置を作るための、いわば精密歯科治療のスタート地点です。
正確な型取りによって、
- 長持ちしやすい詰め物・被せ物
- 痛みの出にくい入れ歯
- 適合の良いマウスピース
- 精度の高い矯正治療
へとつながっていきます。
歯科医院で型取りを行う際には、「より良い治療結果のために必要な大切な工程なんだ」と理解していただけると、安心して治療に臨みやすくなるでしょう。
まとめ
歯の型取りは、歯科治療においてとても重要な意味を持つ工程です。
- 歯や歯ぐきの状態を正確に記録する
- 詰め物・被せ物・入れ歯・矯正装置などの製作に役立つ
- 治療の精度や快適性、長持ちしやすさに関わる
近年は口腔内スキャナーによるデジタル印象も広がり、より快適で精密な型取りが可能になってきました。
歯の型取りは見た目以上に大切な工程です。気になることや不安なことがあれば、遠慮なく歯科医師やスタッフに相談しながら治療を進めていきましょう。
では、今回はこの辺で~👋🏻
Reservation・Contact
ご予約・お問い合わせ
お電話でのお問い合わせ
TEL011-708-6480
【受付時間】
月・火・水・金・土・日曜日
10:00~13:00 14:30~19:00
- ※木曜・祝日は休診日となります。
- ※13:00から14:30までは、お昼休みのため自動応答メッセージになりますので、ご用件のある方は診療時間中にご連絡ください。
- ※新患の最終受付時間は18:00となります。
- ※再診の最終受付時間は18:30となります。
インターネットでのご予約
初診の方は下記ボタンよりご予約を承っております。この機会にぜひご利用ください。
- ※初診の方のみ、上記ボタンより、24時間WEB予約を承っております。初診の方以外は、お手数ですが、お電話にてご予約ください。
- ※ご希望の予約枠が埋まっている場合は、お電話でご相談ください。
