CLINIC BLOG
~咬合性外傷とは?~
こんばんは!ブログ担当のいどです😄
皆様いかがお過ごしでしょうか?
すっかり…というかいきなり気温下がりましたね🥶
朝晩は一枚羽織るものがないと寒いくらいです💦
まだまだ気候が安定しないようで油断できませんが、秋の訪れを感じさせますね🍁
では今回のお題は、、、
咬合性外傷とは何か?🤔

咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)とは、歯に過度な力がかかることで歯や歯周組織にダメージが生じる状態を指します。通常の噛む力では問題ありませんが、歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせの不良などにより、歯や歯茎、骨に負担が集中することで発症します。特に若年層では、勉強や仕事によるストレス、スマホやPC使用時の姿勢などが影響し、知らないうちに症状を進行させることがあります。
咬合性外傷の原因
1. 歯ぎしり・食いしばり
ストレスや睡眠中の無意識な行動により歯に過剰な力が加わることがあります。これが長期化すると、歯周組織を弱らせる原因となります。
2. 噛み合わせの不良
歯並びの乱れや治療後の噛み合わせ調整不足により、一部の歯に負担が集中しやすくなります。
3. 不適合な補綴物(被せ物や詰め物)
高さや形態が合っていない補綴物は、噛むたびに特定の歯へ過剰な圧力を与えます。
4. 生活習慣
頬杖や片側ばかりで噛む習慣も、咬合性外傷のリスクを高めます。
咬合性外傷の症状
- 歯の動揺(グラグラする感覚)
- 噛んだ時の違和感や痛み
- 歯茎の腫れや炎症
- 歯のすり減りや亀裂
- 知覚過敏の悪化
これらの症状は初期段階では軽度ですが、放置すると歯周病の進行を加速させ、歯の寿命を縮めるリスクがあります。
咬合性外傷と若年層の関係
「咬合性外傷は年配の人の問題」と思われがちですが、実際には20代や30代の若年層にも多く見られます。背景には以下の要因があります。
- 受験や仕事によるストレス
- 長時間のデスクワークによる姿勢の悪化
- スマホ使用による顎関節への負担
- 食生活の乱れ(硬い食べ物や酸性飲料の多用)
これらは歯ぎしりや食いしばりを助長し、咬合性外傷を引き起こす大きな要因になります。
咬合性外傷の治療法
1. ナイトガード(マウスピース)
睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによるダメージを軽減します。
2. 噛み合わせの調整
高すぎる被せ物や不正な接触点を削合し、負担を均等に分散します。
3. 矯正治療
歯並びや噛み合わせの問題を根本的に改善する選択肢です。
4. 歯周治療
炎症がある場合には歯石除去や歯周組織の治療を並行して行います。
咬合性外傷の予防法
日常生活でできる対策
- ストレス管理(趣味や運動でリラックス)
- 頬杖や歯を強く噛みしめる癖をやめる
- スマホ・PCの使用姿勢を改善する
- 硬すぎる食べ物を控える
歯科医院でできる予防
- 定期検診で噛み合わせをチェック
- 歯周組織の健康状態を確認
- 必要に応じてマウスピースを作製
まとめ:早期発見・早期対応が大切
咬合性外傷は、自覚が少ないまま進行することが多く、気付いた時には歯の動揺や歯周病の悪化を招いているケースもあります。特に若年層は、ストレスや生活習慣の影響を受けやすいため注意が必要です。少しでも「歯が揺れる」「噛むと違和感がある」と感じたら、早めに歯科医院で相談しましょう。
ではでは今回はこのへんで〜👋
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期です。
皆様くれぐれもご自愛下さいませ。
また次回、元気にお会いしましょう🙇
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